おすすめの移住方法
私が思うおすすめの移住方法です。
勢いだけで田舎へ「完全移住」すると、移住の成功/失敗は運任せになるかなと思います。
そのため田舎への移住をお考えの方は以下の三段階の進め方が良いんじゃないかと思っています。
第一段階
今の家に住み続けながら、田舎にアパートやクラインガルテン等を借りて月に数回行く。
期間と予算は、私なら1年間30万円程度でアパートやクラインガルテン等を探すかなと思います。
そして月に数回行く中で、田舎の新聞広告や賃貸情報誌、地域の不動産屋さんの情報に触れて、現地でしか得られない住環境情報を把握したいと思います。
あとは「まずはその土地や環境をおよそ知りたい。」くらいであればアパートやマンションの1室を借りるのも良いかなと思います。
ホテルや旅館でも全然良いですが、気兼ねなく行けますし、「住む」体験はホテルや旅館では困難かなと思いました。
実際に何度か敷金礼金無し&月々家賃が1万円台後半~2万円台前半のアパートやマンションを短期間(1年程度)借りていたことがあります。
この価格帯だとだいたい「神田川の世界ですね。」というアパートが多いかなとは思いますが、それはそれで新鮮で良いかなと感じました。
そのアパートに布団とノートパソコンだけを持参して、付近を散策したり自転車で銭湯に行ったりしていました。
第二段階
数カ月~数年、持ち家を離れて田舎で短期定住する。
さすがに「月数回のクラインガルテン訪問」のみではその土地の実態を理解するのは不可能かなと思うため。
一番思うのは
「欠点が見えてくるには定住して数ヶ月はかかるんじゃないかな」という点です。
定住してこそ、夏の暑さや冬の寒さが身にしみて分かるかなと思います。
あとは台風や大雨や大雪を経験したりなど。
また、平日は静かな田舎であっても毎週土日になるとバイクのツーリングの騒音が有る等。
また、「短期定住」に適した物件の探し方については、例として以下の2点を挙げますね。
1. 市町村のお試し移住住宅制度
など。詳細は市町村のお試し移住ページをご覧ください。
「市町村のお試し移住住宅制度」のメリットは、
・「お試し住宅」が有る自治体は結構多いのに、その性質(短期間だけ定住という性質)や知名度が低いことが要因なのか、入居にあたっての競争率は低い。
・市役所や地域との距離が近いであろう点(単に不動産屋経由で住宅を借りるよりも、市役所や移住関連組織の方などとの距離が近いかなと思います。)
・すぐに居住できる(家具があるなど)
・賃料が相場より安い
などが挙げられます。
2. インターネットや不動産屋で「定期借家契約」の家を探す
定期借家契約のメリットは、
・相場より家賃が安い。
・そもそも期限が決まっているため、短期間の年数で退去することの後ろめたさが無い。
です。
第三段階
完全移住(田舎の古民家を購入)
以上の第一段階、第二段階を経験してから三段階目の完全移住(田舎の古民家を購入)が一番リスクが無いかと思いました。
田舎移住や空き家バンクの利用は焦らないことが肝要ですね。
ぱっと見の良さに惹かれて勢いだけで決定/移住すると、やはり成功/失敗は完全に運任せになりますので・・・。
スポンサードリンク